私と同じHSS型HSPの知人が最近、「自分はHSS型HSPではなく、サイコパスないか?」といっておりました。
確かに共通点もあるのですが、HSS型HSPとサイコパスは全然違います。
そんなわけで本記事では以下のことを解説していきます。
1.HSS型HSPの特徴
まずはHSS型HSPの特徴を理解しておきましょう。
HSSはHigh Sensation Seekingの略で刺激をもとめる人のことをいいます。
HSS型HSPの特徴は以下の通り。
- 好奇心があり、行動的
- 刺激を求めるが、疲れやすい
- 社交的だが、内向的な一面のある
- 感受性が豊かで、疲れやすい
- 物事を深く考える
- リスクはあまり冒したくない
HSPとしての繊細で感受性が豊かな素質がありつつ、刺激をもとめて行動するのがHSS型HSPの特徴です。
その特徴から、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる人」という風にたびたび形容されます。
2.HSS型HSPとサイコパスの違い
サイコパスとはただの特徴ではなく、『反社会性パーソナリティ障害』という精神病者のことをいいます。
サイコパスの特徴は以下の通りです。
- 表面上は社交的
- 利己的・自己中心的
- 自慢話をする
- 結果至上主義
- 平然と嘘をつく
- 共感ができない
- 他人を操ろうとする
- 良心の欠如
- 刺激を求める
サイコパスは男性が3%、女性が1%の割合でいるといわれています。
全人口の6%がHSS型HSPだといわれているのでサイコパスはHSS型HSPよりもめずらしいですね。
サイコパスと特徴を見てわかる通り、HSS型HSPとサイコパスはかなり違いがあります。
HSS型HSPは感受性豊かで他人の「悲しい」「うれしい」という感情にありありと共感できるのに対して、サイコパスはその感情を概念として理解できますが共感はできません。
共感できないからこそ、サイコパスは利己的で他人を利用したり踏み台にすることを躊躇しないのです。
サイコパスは一般的な感受性を持ち合わせていないので利己的、それに対してHSS型HSPは敏感で感受性豊かだからこそ共感したり他人を理解することに長けています。
これがサイコパスとHSS型HSPの大きな違いです。
3.HSS型HSPとサイコパスの共通点
サイコパスとHSS型HSPがかなり違うのは間違いありませんが、共通点も持ち合わせています。
① 社交的
サイコパスは頭がよく、状況を把握する能力に長けているため初対面の人とも問題なくコミュニケーションが取れます。
HSS型HSPも同様、傷つきやすく疲れやすいものの社交的な人間が多いです。
② 刺激を求める
サイコパスは刺激がないと自分を満たすことができないため、常に刺激を求めています。そのため、リスクを伴う危険な行動に出たりすることもしばしばあります。
対して、HSS型HSPは繊細であるにも関わらず刺激を求めて行動してしまうことがしばしば。
ただ、リスクはあまり冒したくないためサイコパスと違い危険が伴う行動は避ける傾向が強いでしょう。
4.HSPとサイコパスは両立しない
感受性豊かで共感できるHSP(HSS型HSP)と共感できないサイコパスは両立しません。
そもそも、サイコパスは反社会性パーソナリティ障害』という精神病者のことでHSS型HSPとは根本から違います。
5.サイコパスはやばいので避けよう
サイコパスはHSS型HSPと同様、社交的で刺激を求めるため親近感を感じることもあるでしょう。
しかし、サイコパスとHSS型HSPは決定的に違う特徴がいくつもあります。
そのため、相手がサイコパスだと分かった段階でしっかりと距離をとるようにしましょう。
個人的な経験ですが、同じHSS型HSPの友人だと思っていた人間が周りの人をだまして特定の人を追い詰め、自分の恋人にしようと企んできたことがありました。
罪悪感を伴うのが普通なのに、普段からケロッとしていましたし、だましたことが公になっても違うコミュニティに移ってつつがなく学校生活を送っていたのです。
サイコパスは狡猾で良心が欠如しているため、深入りせずできる限り距離をとるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
普段はHSS型HSPや自分のやっている副業について発信しています。ぜひよろしければ覗いていってください!
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