こんにちは、フリーランスのらいかです。
今回は、イベント系の設営・撤去バイトはやめとけというお話。
単発バイトって普段やらないんですが、収入が安定しなかったころに軽い気持ちでイベント設営の単発バイトに申し込みました。
結果、本当にひどい目にあいました。もう二度とやりたくありません。
イベント設営・撤去のバイトとは
まずはイベント設営・撤去のバイトについて簡単に説明しときます。
その名の通り、イベントの準備をするバイトでライブなどの準備をします。
ライブ会場にあるでっかい機材やステージ、スクリーンなんかを用意するわけです。
ちなみにコンサート会場やスタジアムはレンタルできる時間が限られています。
なので、ライブの前日の深夜や当日の早朝に大急ぎで準備するわけですね。
辞めといたほうがいい理由
早速ですが、このバイトを辞めといたほうがいい理由を簡単に紹介していきますね。
きつい
シンプルにきついです。ライブで使うような大型器具を運ぶわけですから、そりゃ重い。
いやでも、これはいいんです。だって体力に自信があって申し込んだんだもの。
なにがきついって、水が飲めない。休憩といわれるまで、飲みに行けない。
「いや、昭和の野球部か!」
そうツッコミをいれそうになりました。
指示待ちで立っているだけの時間も長いのですが、その時間に飲みに行くなんてこともできません。なんでなん?
脅される
作業開始前の説明で
「備品を壊したら自宅に請求書が届く」と脅されました。
この時点で危ない香りがプンプンしますね。
それもそのはず、故意で備品を壊さない限り普通は会社が保険で弁償することになっていました。(注:大抵はそうです)
脅し方が低俗。辞めていただきたい。
危険
作業では重い台車や鉄骨を運んだんですが、これが本当に危ない。
すこし油断すれば台車に足が巻き込まれ足がぐちゃぐちゃ。
何も言わずに後ろで鉄鋼を運んでいる。ぶつかったら大けがしてしまいます。
給与に対して、リスクが大きすぎる。
こういうのをコスパが悪いというのです。
人権はない
まず呼び方は基本「バイトぉ!」です。
この時点で人権がないのですが、ちょっとしたミスをすると
「クソガキが」
「日本語わかんねぇのか。」
こういった言葉が飛んできます。
パワハラされている作業員の目は見事に死んでいました。
そりゃそうだ。
私はどうにかこういったパワハラに合わずに済んだのですが、被害者が出るたびに悲しくなりました。
汚い
作業の際に必要なヘルメットを貸し出してくれるのですが、これが汚い。
「なんか黄色いし。これをかぶれと?」
とつい声に出てしまいそうでした。
タオルを頭に巻いて、ごまかしましたがあんなもの二度と被りたくありませんね。
もちろん、今回経験したことがすべてのイベント設営・撤去作業にあてはまるわけではありませんが、ここまで読んでやりたいという猛者はいるでしょうか?
肉体と精神を削られ、残るのは高くもない給料。こんなバイトはやらないほうが身のためです。
一緒に働いているバイトさんの雰囲気
さて、こんな地獄で働く猛者どもはどんな人たちなのでしょう。
筋肉隆々の男か、目が死んでいるおっさんか?
というわけでもなく、意外と普通です。
バイトの3割ぐらいが大学生、あとは普通の人です。(もちろん中にはやばそうな人もいますが)
その中の2人と仲良くなり、話を伺ったところ
”何も感じない無の心”をもっていればなんのことはないそうです。
いやすごいな!
私には無理です。
というわけで何も感じない無の心を持っている方にはオススメのバイトとなっております。
求人広告に気を付けよう
イベント設営系のバイトでは
「有名アーティストの舞台裏を知れる」
「らくらく搬入作業」←これは嘘
「速攻即日で1万円稼げる」
「作業が早く終わっても日給保証」
などの煽り文句が使われます。
もちろん嘘は書いていないんですが、その実態が書かれることはありません。
警戒心があってしっかり調べる方なら避けることができますが、やっぱり未経験者は引っかかります。
こうした煽り文句はイベント設営のバイト以外にもよく使われますから、しっかり調べてから応募するようにしましょう。
最後に:大学生なら1回やっとけ
ここまでさんざんイベント設営・撤去のバイトに関して愚痴を書いてきましたが、
大学生なら1回やってみることをおすすめします。
言ってる事逆じゃないかと思われるかもしれませんが、人生のターニングポイントになるかも。
実際、私はこのバイトがきっかけで猛烈に勉強をしフリーランスとしてお金を稼げるようになりました。
この話は長くなるので機会があれば書こうかなと思っております。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
それでは皆様、ごきげんよう。
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