HSS型HSPはストレスが溜まりやすい。ストレスの原因と緩和方法を解説します

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楽しいこともあるけど、ストレスも多い‥

このようにHSS型HSPの人はHSS型HSP特有の悩みやストレスを抱えていることがあります。

ということで本記事では以下のことを解説いたします。

ストレスの原因を知って、適切な対応をすればより生きやすくなるかもしれません。

目次

1. HSS型HSPのストレスとその原因

HSS型HSPのストレスとその原因について解説していきます。

繊細なのに刺激を求めてしまう

HSS型HSPの特徴として「繊細なのに刺激を求めてしまう」というものがあります。

ただでさえ敏感で考えすぎてしまう気質の持ち主なのに、色々なことに挑戦したり、活発に動き過ぎてしまいストレスを貯めこんでしまうんです。

活発な行動力と敏感な気質が衝突するというHSS型HSP特有のストレスですね。

Raika
Raika

HSS型HSPは友達と遊んだり、ちょっと仕事をするだけでどっと疲れてしまう人が多いと思います。

理解者が少ないorいない

HSS型HSPは全人口の6%しかいないマイノリティー

しかも、「繊細なのに刺激を求めてしまう」という謎の特徴を持っています。

非HSS型HSPからすれば、「ストレスがたまるなら活発に動き回らなきゃいいじゃん」と理解を示してくれない人がほとんどでしょう。

このようにHSS型HSPを理解してくれる人は少なく、孤独感を感じてしまうんですね。

自己矛盾に苦しむ

HSS型HSPさんが自己矛盾を自覚するのを簡単に表すとこんな感じ↓

「刺激を求めるのに刺激に敏感」という気質+深く考える=自己矛盾を自覚する

これだけじゃよくわからないという人も多いと思いますが、読み進めれば分かります!

それでは順を追って解説していきますね。

①人間は矛盾を抱える生き物

まずは前提として、HSS型HSPに限らず人間だれしも矛盾を抱えています。

フランスの社会学者・哲学者であるオーギュスト・コントの格言を引用します。

人間とは、パラドックスの体現であり、矛盾の塊である

オーギュスト・コント

この格言は人間の複雑さを表す言葉といえるでしょう。

実際、言動と行動が完全に一致する一貫性を持った人間がいるでしょうか?

おそらく、そんな完全な人間は存在しないでしょう。

このように人間はだれしも矛盾を抱えているといえます。

そして、全ての人がこの矛盾を自覚できるわけではありません。

②HSS型HSPが自己矛盾に気づくのはなぜか?

HSS型HSPは以下のような流れで自己矛盾に気づくと考えられます。

① 「刺激を求めるのに、刺激に敏感」という気質に矛盾を感じる
② 自分の内面について深く考える
③ 自分の中の矛盾に気づいて、向き合おうとする

HSS型HSPの特徴である

  • 刺激を求めるのに、刺激に敏感
  • 深く考えることができる(考えすぎてしまう)

この2つの気質が原因で自己矛盾に気づくことができるんですね。

③自己矛盾がなぜストレスになる?

ところでなぜ自己矛盾に気づくことがストレスになってしまうのでしょうか?

それは社会的に一貫性があったほうが望ましいからです。

実際、就職や転職、受験の面接に至るまで一貫性を求められる傾向にありますよね。

企業や学校からすれば、言動や行動に一貫性がないと信用できないわけです。

このように社会的に求められている一貫性を持っていないと感じるため、自分が社会不適合者のように思い、ストレスを抱えてしまいます。

自己肯定感が低い

HSS型HSPは自己肯定感が低い傾向にあります。

なぜ、自己肯定感が低くなりがちなのでしょうか?

理由①:悩む回数が多い

なんでも深く考えすぎてしまうため、些細なことでも気にしてしまいます。

1人で考え込んで、自分を責めてしまう方もすくなくないはず。

このように何度も自分を責めてしまうので、HSPの気質をもっていると必然的に落ち込む回数が多くなってしまい、自己肯定感が低くなってしまうのです。

理由②:やりたいのに行動に移せない

HSS型HSPさんは刺激を求める気持ちと自身の繊細な気持ちが対立しており、中にはやりたいことを思っても行動に移せないと悩む人もいます。

こうして行動に移せないことが続いて、”自分は何もできない人間だ”と思い込んでしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。

自己肯定感が低いとなぜストレスがたまるの?

自己肯定感が低いと

「自分にはなにもできない」
「自分のことが信じられない」

といったように感じてしまいます。

このような自分に対する絶望感だけでも十分ストレスになります

これに加えて、自分が信用できないと主体性がなくなり、お酒やゲーム、他人などに依存しようとしてしまうことも。

このように何かに依存しようとする自分に嫌気がさし、さらに自己肯定感が低下する負のスパイラルに陥ってしまうというわけです。

悪化するとうつ病になってしまうこともあります。自己肯定感は大事ですね!

2. ストレスの緩和方法

ここでは、ストレスを緩和して生きやすくなる方法を紹介します。

1日のうち落ち着いて1人でいられる時間を十分に作る

心に負担がかかりやすいので、休憩時間を多く取り入れましょう。

私は、いつも寝る2時間前からはスマホを封印し漫画と小説、映画、アニメなどにふけっています。

1日1〜2時間ぐらい1人で休めると理想的!

苦手な人とは距離をとる

変に社交的なせいで苦手な人ともうまくやれてしまうかもしれません。

しかし、あなたのためにも精神的な負担になる人とは距離を置くべきです。

自分にストレスを与える人が近くにいると自分でも気づかないうちに精神が蝕まれていきますよ!

いざとなったら逃げられるところを確保する

もし、仕事を辞めてしまったり大きな失敗をしても逃げられるところがあるのとないのとでは心の持ちようが大きく変わります。

たとえば、職場での人間関係で精神的な限界を感じたとき、逃げる場所がなかったらどうしようもないですよね。

両親や信用できる友人など何でも構わないので、自分が逃げられる場所を確保していざとなったら逃げる覚悟をあらかじめしておきましょう。

寝る前や悩んでいるときに日記、ブログなど自分の気持ちをアウトプットする

なんでもかんでも考えすぎてしまうことが多いHSS型HSP。

「何度も同じことをかんがえてしまう…」
「考えすぎて夜寝られない…」

そんな時は自分の気持ちをアウトプットしてみましょう。

紙やブログ、SNSなど手段はなんでもいいです。

考えていることを一度整理することができれば、自分の気持ちや悩みが客観的に見えるようになり冷静になることができますよ。

毎日考えすぎて寝られない人は、寝る前に一度紙に書き出して見ることをおすすめします。

Raika
Raika

たとえば、明日の予定について色々考えすぎてしまう場合は次の日の予定や気を付けることを一度書き出してみましょう。

HSS型HSPについて良く知る

HSS型HSPのことについてよく知ればそれだけ生きやすくなるかもしれません。

たとえば、HSS型HSPは「敏感なのに、刺激を追求してしまう」という気質がありますよね。

ただ見方を変えれば、「繊細で細かなことに気づくことができ行動力がある」ということでもあります。

これだけではなく、HSS型HSPは深く考えることができたり発想力が豊かだったり良い側面もたくさん!

HSS型HSPについて知ればこうした良い側面にも気づくことができますし、自分の特徴を生かした人生を歩めるようになりますよ!

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同じHSS型HSPの人と知り合う

これは少し難易度が高いです。

だって、HSS型HSPは人口の約6%しか存在しないですからね。

ただ、自分のことを理解してくれる人がいたほうが精神的にも安定しますよね。

なので、できれば自分と同じ気質を持った人とつながりを持つようにしましょう。

もちろん、SNSを介してつながってもOK。Twitterで探せばHSS型HSPの人はたくさんいますよ。

まとめ:とはいえ、刺激的な人生も悪くない

自分の特徴に向き合い、ストレスを抑えることももちろん大事です。

しかし、ストレスや失敗を恐れて行動できないのはなんか嫌ですよね。

なので、時には休みつついろいろなことに挑戦していくことをおすすめします。

きっとそういう生き方の方があなたには向いているんではないでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは皆様、ごきげんよう。

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