「リゾートバイトがブラックすぎてきつい…バックレたい!」
こんなリゾートバイトの経験談をよくネット上でみます。
リゾートバイトをしながら、「本当にこんな職場あるん?」なんて思って眺めていたのですが、4回目のリゾートバイトでマジでやばい職場に当たってしまいました。
私が働いたのは、大きめの高級会員制ホテル。ランナー業務といって料理を運ぶだけのバイトだと思って応募したのですが、あまりにも業務時間が長すぎて夜逃げしました。
今回は実際に1か月間経験したブラックすぎるエピソードを暴露します!
最後にブラックな職場を避ける方法もメモしたので、ぜひお役立てください!
初日から蟻さんと同居
初日、食堂やホテル内の施設を紹介され、制服などが支給されました。
特に業務内容の説明も受けずになかったのですが、「明日から頑張るぞ!」と意気込んでいました。
しかし、その気合も寮に案内され儚く消え去ります。
案内されたのは狭く小汚い和室。冷蔵庫などは共用で、部屋には使い古された敷布団と小さなつくえのみ。
寮は1階で山の中にあるためか当然のように蟻さんがあたりを歩いています。
ここで2か月も過ごさなければならないのかと気分が沈みました。
お湯がぜんぜんでてこない
日中、何とか部屋の蟻さんを追い払い一息ついて、お風呂に入ろうとしました。
シャワーをつけると一向にお湯が出ません。
これはもしやと思い、寮の管理人に問い合わせました。
すると、給湯器が壊れておりしばらく直せないとのこと。こうして、残り2か月冷水シャワーのみの生活になりました。
結局、1か月でバックレるんですけどね。
右も左もわからず、職場に放り込まれる
次の日、さっそく勤務開始。8月はかなりの繁忙期で現場はバタバタ。
右も左もわからず、何をすればよいのか尋ねると
「見てればわかるだろ!」
と逆ギレされました。
どうにか、見よう見まねで仕事をこなし初日をやり過ごしましたが…もしかしてこの職場やばい⁇
1日10時間~12時間労働でまともに休めない
繁忙期で人数が足りていないと聞いてはいたけど、8連勤で毎日3時間の残業。
ヘトヘトで疲れが貯まる一方です。
仕事中は休む時間は一切なく、水を飲むのも難しい状況でした。
貴重な休日も疲れのあまり、1日中寝てしまう始末。ここに来る前は、近くの観光地に行こうと意気込んでいたんですが…
さらに労働時間や環境もさることながら、社員の態度も横暴。
ストレス解消のために過剰に怒鳴り散らし、派遣の我々を奴隷のように扱います。
特に料理長のパワハラがすさまじく、厨房のスタッフはすさまじい速度でいなくなっていきました…
大体1週間に1人ずついなくなっていきました。
そして1か月後、バックレる
1か月間、頑張って勤務していましたがある日の夜、
「このままじゃおかしくなる!」
と思い、突発的に夜逃げを決行しました。思い付きでやってしまうあたり、相当追い詰められていたんだと思います。
寮は山の中にあるので、東京に帰るバスに乗るためには深夜に5キロ先のバス停まで歩かねばならず、重いスーツケースをひきずりながらなんとか到着。
念のため、派遣会社に退社の理由とともにバックレたことを報告し、どこかすがすがしい気持ちで東京に帰還しました。
我ながら、よく1か月間も耐えたものだなと思います。もう二度とあんな場所では働きたくありませんね。
トラブルを回避するために本来であればしかるべき手段で退職すべきですが、こういったガチでヤバい職場の場合はバックレてしまうのもありだと思います。
ブラックなリゾートバイトを避ける方法
さて、今回はブラックすぎたリゾートバイトの体験談を紹介しましたが、決してリゾートバイトすべてがブラックなわけではありません。
いままで計4回リゾートバイトを経験してきましたが、そのうち3回は普通の職場でいずれもかなり稼ぐことができました。
皆様にはブラックなリゾートバイトに当たってほしくないので、今までの経験を生かしてブラックなリゾートバイトを避ける方法をメモしておきます。ぜひ、ご参考にしてください!
大手の派遣会社を利用する
リゾートバイトに申し込む際はかならず信頼できる派遣会社を利用するようにしましょう。
派遣会社を使うと以下のようなメリットがあります。
- 直接雇用より高時給
- トラブルを未然に防ぐことができる(とくに残業代未払い)
- 派遣先の情報を事前に得られることが多い
そのほかにも、給与前払い制度が利用できるなど派遣会社を利用するメリットは大きいです。
信頼できる派遣会社を利用するなら、リゾートバイトダイブがおすすめです。求人数が多く、担当者が丁寧に対応してくれます。
いままで2回ダイブを利用しましたが、担当者さんが丁寧で普通によい職場でした。
派遣会社にかならず業務内容・寮設備などを確認する
派遣会社を通じて、求人に応募する際には必ず以下の点を確認するようにしましょう。
- 寮の設備や清潔さ
- 詳しい業務内容
- 過去にバックレた人数
仕事を始めてから、「想像と違った…」と後悔しても遅いので、派遣会社に事前に確認しておきましょう。
また、過去にバックレた人数を聞くことでブラック度合いもなんとなく把握できます。聞きづらいかと思いますが、担当者さんとしっかりコミュニケーションをとった後に聞いてみると意外と教えてくれます。
仕事が肌に合わないなどの理由でバックレる人はいますが、多すぎる場合は応募を控えましょう。
ずうずうしい求人広告に気を付ける
「恋人ができる・友達ができる・高時給・好待遇・出会い・アットホーム」などを連呼している求人広告に応募するのは避けるようにしましょう。
こういった場所はたいていブラックです。
もちろん、出会いもあって好待遇のリゾートバイト先はあるので決して嘘ではないんです。
しかし、あまりにこうした表現が多用されている場合は人が集まらない勤務先であることがほとんど。
すこしでも怪しいなと思った場合は応募を控えるようにしましょう。
まとめ:ブラック求人は避けられる
今回は夜逃げしてしまった壮絶なリゾートバイト体験談をまとめました。
ここまで、ブラックなところはめずらしいですが2022年でもどこかに存在しています。
こうした勤務先にあたることのないよう、派遣会社の担当者とコミュニケーションをしっかりとって、勤務先の情報を引き出すようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。それでは皆様、ごきげんよう。
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