なぜHSS型HSPは仕事が続かないのか。向いている仕事は？

HSS型HSPの人には

「仕事に飽きてしまってすぐやめてしまう」
「長く続けられる仕事が見つからない！」

このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか？

というわけで本記事では以下のことを解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

1. HSS型HSP特有の仕事が続かない理由

HSS型HSPがなぜ仕事を長く続けられない理由をまとめてみました。

それでは1つ1つ解説していきますね。

刺激が少なく飽きてしまう

HSS型HSPは敏感で疲れやすい一方、刺激を求めて行動します。

そのため、入社したての頃は刺激に溢れて楽しくても慣れてしまうと飽きてしまいます。

また、成長の機会がすくない単調な仕事もHSS型HSPにとってはかなり苦痛でしょう。

このように自分の仕事を退屈に感じてしまうと、他のことに興味が移り結局、退社に至るわけです、

現状に疑問を持ちやすい

HSS型HSPだけではなく、多くの人が毎日が単調になってくると「このままでいいのだろうか？」と考えるでしょう。

そしてほとんどの人がその疑問について深く考えず、普段通りの生活に戻るのですがHSS型HSPはこうはいきません。

HSS型HSP特有の「深く考える癖」と「衝動的に行動する」という特徴が組み合わさり、実際に行動に移します。

人間関係が苦痛

これはHSPの気質にもいえるのですが、HSPは感受性が豊かで敏感なため細かいことまで気にします。

そのため、人間関係で何か嫌なことがあるとその出来事が脳に強く刻まれてしまうのです。

その結果、人と関わることが億劫になり退社したいと考えるようになります。

こうした特徴もあり、HSS型HSPは社交的なわりに長い付き合いが苦手なので長期間、人間関係を良好に保ち続けるのが苦手なようですね。

感受性が強くメンタルがボロボロになる

感受性が強く敏感な癖に刺激を求めるため、メンタルがボロボロになりやすいHSS型HSP。

休息を十分に取れれば、メンタルを保つことができるのですが刺激が多すぎると回復することができずにメンタルがボロボロになってしまいます。

そのため、刺激が多すぎる職場は精神的にやられてしまい長持ちしないことが多いようです。

2. HSS型HSPに向いている仕事

HSS型HSPに向いている仕事をまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください。

　クリエイティブな仕事

HSS型HSPは感覚が鋭く、独創性を持っている人が多いため、クリエイティブな仕事がおすすめです。

こうした仕事は在宅でも可能なので、実績やスキルを身に着ければフリーランスとして独立することもできるでしょう。

しかし、専門的なスキルが要求される職業が多いため学習は必須になります。

　生き物に関わる仕事

共感力に優れるHSPは生き物に関わる仕事も向いています。

逆に人とのかかわりが多すぎる職場は避けた方がいいかもしれせん。

人のことを考える仕事

自身の共感力や観察力を生かすなら人のことを考える仕事も向いているでしょう。

ちなみに学校の教師は保護者とのかかわりや1人VS大人数であることを考えると避けた方が無難です。

逆に限られた生徒とのみ関われる塾講師などはおすすめですよ。

3. HSS型HSPに向いていない仕事

次にHSS型HSPに向いていない職場を紹介いたします。

　人とのかかわりが多い仕事

人とのかかわりが多すぎる職場はHSPにとってはストレスが大きすぎるため、向いていません。

人とのかかわりが適度にある職場を選ぶようにしましょう。

　ノルマやルールが厳しい仕事

HSS型HSPにノルマやルールが厳しい職場は向いていません。

ノルマがあると精神的に追い詰められやすくなり、ストレスが溜まりやすいです。

また、共感力が高いHSPはルールが厳しい職場の雰囲気にもストレスを感じてしまうためおすすめできませんよ！

仕事が続かなくても大丈夫。

一般的には理解されにくい特徴のせいで仕事が続きやすいHSS型HSP。

そんなHSS型HSPには「マルチポテンシャルライトな生き方」がおすすめです。

「マルチ・ポテンシャルライト」とは1つのことに執着せず、次々興味あることに移っていく人のことを指します。

このような生き方は一貫性がなく、最後には器用貧乏になってしまうのではと思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際はそうではなく1つの仕事にとらわれず色々なことをして食べていくことも可能です。

マルチ・ポテンシャルライトに生きるために必要な要素や戦略などはこちらの本に詳しく書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。