ウーバーイーツをはじめとしたフードデリバリーの配達は自分の好きなタイミングで自由に働けるとても魅力的なお仕事ですよね。
しかし、気軽に始められる一方で自転車や原付、配達バッグは自分で用意する必要があります。
というわけで本記事では、「ウーバーイーツで向いている自転車を知りたい」という方向けに評価の高く、安い自転車をまとめました。
ウーバーイーツ配達員の多くが使っている配達しやすいクロスバイクと電動自転車に絞って紹介していくのでぜひ参考にして下さい!
1.uber eatsでおすすめなクロスバイク5選
まずウーバーイーツ配達員で利用している人が多いクロスバイクから紹介していきます。
Amazonや楽天市場の評価や製造元、価格を総合的に評価して5つおすすめのロードバイクを選んだので是非参考にしてみてください。
①21Technology CL266
価格 | 23,800円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
21Technology CL266のメリット・デメリットは以下の通り。
シンプルでスタイリッシュなデザインの「21Technology CL266」
タイヤが細すぎない28Cで本体重量は驚きの13㎏です。
そのため、安定性もありながら軽く起伏の激しい道でもスイスイ進むことができます。
ロードバイクに乗るのが初めての人でも安心して乗れるでしょう。
変速は6段しかありませんが、安心のシマノ製でスムーズに変速を行うことができます。
起伏が激しい、小回りが必要な街中で配達をしようと考えている人はコスパ最強の21Technology CL266を使いましょう。
②SURFY(サーフィー)
価格 | 22,849円 |
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おすすめ度 |
SURFY(サーフィー)のメリット・デメリットは以下の通り。
SURFY(サーフィー)を手掛けるANIMATOはリーズナブルで高品質な自転車を販売する自転車専門店です。
数多くの自転車を販売していますが、どの製品も品質に定評がありAmazonのレビューも軒並み高評価となっています。
その中でもSURFY(サーフィー)は無駄のないシンプルなデザインと圧倒的なコスパが魅力の自転車です。
サイズは大きすぎず小さすぎない26インチ、重量は13.6Kgとクロスバイクらしい性能があり、十分なスピードが出ます。
しかし、デメリットとして組み立て前のタイヤには十分な空気が入っていないため空気入れを事前に購入する必要があります。
また、サドルが堅いとのレビューもあるため長時間使うつもりならサドルカバーやお尻に優しいサドルを購入しましょう。
③ALTAGE(アルテージ) ACR-001
価格 | 24,835円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
ALTAGE(アルテージ) ACR-001のメリット・デメリットは以下の通り。
街乗りでも活躍できそうなかっこいいデザインの「ALTAGE(アルテージ) ACR-001」
ロードバイクのわりに重厚ですが、重さは14.6kgとそこそこ軽め。
26インチクロスバイクなので取り回しやすく、ハンドルの高さを調整できる可変システムをついています。
女性や背の低い人でも安心して乗れるロードバイクですね。
また、この安さで前後フェンダー(泥除け)とフロントLEDライト、ワイヤー錠がセットになっています。
ただし、付属品のライトは光が弱く壊れやすいようです。
ウーバーでは暗い路地を通ることも多々あるはずなので、ライトは別で買うのがいいでしょう。
④LIG(リグ) :MOVE
価格 | 28,980円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
LIG(リグ) MOVEのメリット・デメリットは以下の通り。
Amazonのおすすめにも選ばれているLIG(リグ) MOVEは評価が軒並み高く、1100以上の評価がついている人気クロスバイクです。
28,980円と破格の値段にも関わらず、早さと安定性を兼ね備えた700x28Cのタイヤと12㎏の軽い車体でスイスイ進むことができます。
アルミパーツが多用されているため、軽く丈夫でさびにくいです。
3万円以下のロードバイクとは思えない高いパフォーマンスを発揮できるので、長く快適に配達をしたい人はLIG(リグ) MOVEがおすすめですよ!
⑤グランディール(Grandir)
価格 | 25,980円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
グランディール(Grandir)のメリット・デメリットは以下の通り。
グランディール(Grandir)はAmazonでベストセラー1位を獲得している人気の自転車です。
タイヤはスピードが出やすい28Cで本体重量は比較的軽い17.5 kgです。
また、この価格帯にも関わらず変速は21段もありあらゆるシーンに対応しやすいというメリットもあります。
ただし、気を付けないといけないのが付属のタイヤは高圧に対応しておらず、80kgを超える人が乗った場合にパンクのリスクが非常に高くなります。
一方でレビューでも多くの人が2年3年と使っており、丈夫な構造なのがうかがえます。
丈夫で普段使いもしやすく、スピードが出し易い自転車を探している人は「グランディール(Grandir)」を使ってみましょう。
2.ウーバーでおすすめな安い電動自転車3選
電動自転車は速く、疲れず配達できる一方でクロスバイクに比べてどうしてもお値段が高くなっています。
「フードデリバリーの仕事を長く続けたい!」という人や体力に自信のない人は電動自転車を選ぶとよいでしょう。
「SUNPIE」電動アシスト自転車
価格 | 109,999円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
SUNPIE電動アシスト自転車のメリット・デメリットは以下の通り。
最大時速が45㎞と早く、効率よく配達したい人にはおすすめな電動自転車です。
フル充電で70㎞も運転できるため、1日中働くつもりがないのなら十分の性能を持っています。
タイヤは極太で小さいため、取り回しやすく悪路でもスイスイ進むことができます。
そのため、小回りが必要な街の中心部でも問題なく配達できるでしょう。
約11万円と安いですが、抜群の性能がありライトや泥除けなど付属品もついているのでかなりコスパが良いといえます。
空き時間に効率よく稼ぎたい人はSUNPIEの電動アシスト自転車を利用しましょう。
PELTECH(ペルテック) TDA-712L
価格 | 84,800円~ |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
PELTECH(ペルテック) TDA-712Lのメリット・デメリットは以下の通り。
タイヤが太く大きいため、段差や坂道に強くウーバー配達員におすすめな電動自転車です。
バッテリー容量は8.0Ah、エコモードで最大で約42㎞の走行が可能。
もちろん、常に電動アシストをONにする必要はないため1回あたり60㎞ぐらいまでなら快適に走行できるでしょう。
デザインもママチャリとは違いスポーティーでかっこいいですね。
8万円台の電動自転車としてはハチャメチャにコスパがいいので初めての電動自転車ならこれで間違いないです。
ベルやライト、スタンドは標準装備されていますが泥除けはついていないため、必要に応じて購入する必要がありますよ!
ブリヂストン(BRIDGESTONE) TB1e
価格 | 146,722円 |
Amazonレビュー | |
おすすめ度 |
ブリヂストン(BRIDGESTONE) TB1eのメリット・デメリットは以下の通り。
ウーバーイーツをガチでやっている・やりたい人はこのブリヂストン(BRIDGESTONE) TB1eがおすすめです。
というのも、この電動自転車はウーバーイーツ配達員の間では「快適すぎる」と話題になっていました。
しっかりとしたアシストに加え、27インチのタイヤでグイグイ進むことができます。
さらに走りながら自動充電&14.3Ahの高容量バッテリーによってなんとエコモード約200㎞の電動アシストが可能。
装備品も充実しており、泥除けや自動点灯するライト、鍵もついています。
また、タイヤはひび割れや摩耗に強い「ロングレッドタイヤ」が採用されており長く使うことが可能です。
少しお高いですが、めちゃくちゃコスパがいいので購入する価値はあると思います。
ちなみに私はこの自転車に乗ってウーバーイーツ配達員をしておりました(笑)
3.配達をするときに絶対必要なアイテム
配達する際にないと困るものがいくつかあります。
始めてから後悔しないようにここでは必須アイテムを3つ紹介します。
✔ 自転車と一緒に用意したい必須アイテム
- デリバリー用バック
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
デリバリー用バッグ
配達に必須なのがデリバリー用バッグです。
いろんなタイプがありますが、一番おすすめなのは公式のウバックですね。
- 完全防水で雨でも大丈夫
- 保温・保冷に最適
- 耐久性抜群で長く使える
安すぎるタイプは耐久性や保温性に問題が多いためおすすめできません。
また、配達員はピックアップするまで配達する商品の大きさや量を把握できないため小さいタイプのバックは使わないようにしましょう。
スマホホルダー
スマホホルダーも配達用バッグと同様、必須アイテムです。
✔ スマホホルダーのメリット
- 配達しながら地図を確認できる
- 配達依頼にすばやく対応できる
- スマホを落とすなどの事故を防げる
スマホホルダーがあるのとないとのでは快適さに天と地ほどの差があるのでかならず用意するようにしよう!
モバイルバッテリー
スマホの充電が途中で切れてしまうと配達依頼を受けたり、地図を確認できなくなってしまいます。
そのためモバイルバッテリーもウーバーイーツ配達員の必須アイテムといっていいでしょう。
モバイルバッテリーはAnker一択です!
4.配達する際にあった方が便利なグッズ
ここでは配達する際にあった方が便利なグッズを紹介します。
ストレスフリーな配達をするためにもそろえるといいかも!
✔ 自転車と一緒に用意したい必須アイテム
- 緩衝材
- 保冷・保温バック
- キッチンペーパー
- 自転車用ヘルメット
緩衝材(サバイバルシート)
商品が倒れないように、そして痛まないように緩衝材はあったほうがいいです。
タオル等を敷き詰めるのもいいですが、おすすめなのはサバイバルシート。
素材がしっかりしていて、長持ちするし固定しやすいですよ!
なんと、デリバリー専用のサバイバルシートまで存在します↓
THERMOS(サーモス)ソフトクーラー
バック内の仕切りと保冷・保温性能を有するのが、THERMOS(サーモス)ソフトクーラーです。
お客様満足度を維持しつつ、慎重に運びたい人はただの仕切りではなく保冷・保温性能があるバックを使うようにしましょう。
ちょうど15Lだとウーバー公式配達バックをちょうどはまります。
キッチンペーパー
置き配でも高評価をもらってお客様満足度を上げたい場合はキッチンペーパーなど床に敷くものを用意しましょう。
また、キッチンペーパーがあれば料理がこぼれてしまった時や結露がひどいときにも便利ですよ。
自転車用ヘルメット
自転車事故で致命傷となるのが頭部への衝撃です。実際、自転車死亡事故の64.9%が頭部に致命傷を負っています。
最悪の事態を避けるためにも自転車用のヘルメットを装着するようにしましょう。
5.結局、自転車と原付どっちがいい?
結論から言うと人や地域によります。
まずは原付バイク・自転車のそれぞれのメリット・デメリットを把握しましょう。
自転車で稼働するメリット・デメリット
自転車は小回りが利き、最短距離で配達できるので都市部では最強です。
逆に都市郊外では配達依頼が届きにくい上にロングピックが多いため、自転車は向いていないでしょう。
また自転車で配達する場合、大体1時間で10kmほど移動することになります。
そのため、長時間、連日の稼働は体力がないととてもできません。
体力がない人や連日稼働したい人は電動自転車を使うといいでしょう。
原付バイクで稼働するメリット・デメリット
連日稼働する場合や長い距離移動する必要がある都市郊外で原付バイクはおすすめです。
逆に大都市では小回りが利きにくく、止められる場所が少ない原付バイクが不利になることもあります。
原付バイクは当然、自転車より速く長い距離移動できるので配達単価が高くなりやすいですが、維持費は自転車よりもかかってしまいます。
原付と自転車の維持費の比較
1年あたりの自転車と原付の維持費の比較をしてみました。
自転車 | 原付 | |
保険 | 約1万円 | 約27,000円 |
ガソリン・オイル代 | 0円 | 約40,000円 |
点検・メンテナンス費用 | 5,000~10,000円 | 5,000~15,000円 |
税金 | 0円 | 2,000円 |
合計 | 約15,000~20,000円 | 約74,000~80,000円 |
当然ですが、原付の方が圧倒的に維持費がかかります。
ちょっとした副業でウーバーイーツに取り組む場合は自転車の方がよさそうですね。
6.自転車で稼働する時に気を付けたいこと
これまで配達してきた経験から自転車で配達する際に気を付けたいことをまとめてみました。
これから自転車で配達を始めようと思っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
大都市で稼働するなら定期駐輪場を使おう
池袋や新宿、渋谷などの大都市を中心に稼働する場合は定期駐輪場を使いましょう。
都市部に移動する手間や時間を考えるとトータルでお得になることが多いです。
「でも、定期駐輪場って高いんじゃないの?」
と思う人もいるので参考までに駐輪場の料金を見てみましょう。
場所 | 1か月あたりの料金 |
新宿駅(西口) | 600円 |
池袋駅(西口) | 2,800円 |
札幌駅 | 1,500円 |
渋谷駅(東口) | 2,750円 |
このように意外と安いので、都市部で稼働する人は定期駐輪場を使うのがおすすめです。
レンタル自転車を利用するのもあり
「そこまで頻繁に都市部で配達するつもりがないよ」
という人はシェアサイクルを利用するのがおすすめです。
シェアサイクルとは他の人と自転車をシェアするサービスのことです。
代表的なシェアサイクルは以下の通り。
- ドコモバイクシェア
- ハローサイクリング
- LUUP
- ピッパ
- コギコギ
電動自転車を15分という短い時間から借りることができ、借りた場所以外で返すことができます。
まずはお試しでウーバーの配達をしたいという人にもおすすめできるサービスですね。
自転車は事故に合いやすい
ここ数年の交通事故のうち約20%が自転車の事故です。
このような事故に合わないように事前に交通ルールを把握しておきましょう。
とはいっても、いくら安全運転を心がけても事故に合うことはありますよね。
そんなもしものために自転車保険も合わせて加入しましょう。
現在、12の自治体で自転車保険への加入が義務となっていますが、そうでない自治体もあります。
自分と相手の安全を守る意味でも自転車購入時に自分にあった自転車保険に加入するようにしよう!
令和6年11月1日道路交通法改正!気を付けるべき点とは?
令和6年11月1日道路交通法の改正により、自転車での酒気帯び運転や運転中のながらスマホの厳罰化となりました。
特に運転中のながらスマホはウーバーイーツ配達員に多いため、スマホホルダーなどを利用してながら見を控えるようにしましょう。
自転車に関する道路交通法の改正については警視庁の公式サイトをご覧ください。
7.ウーバーイーツのよくある質問
以下のようなウーバーイーツに関するよくある質問をまとめました。
それぞれ見ていきましょう!
実際、どれぐらい稼げる?
ウーバーイーツの収入の目安は以下の通りです。
1回あたりの配達単価 500~600円
自転車の時給 1,000~1,400円
原付の時給 1200~2,000円
時給は地域や時間帯によって大きく異なります。
原付の方が稼ぎやすいですが、維持費があるので稼働する地域によっては自転車の方が稼ぎが多くなります。
それぞれのメリット・デメリットを把握して自分にあった配達方法を選びましょう。
実際に筆者が配達したレポートもあるのでぜひこちらも参考にしてみてください。
自転車と原付、どちらも使える?
現在、ウーバーイーツでは自転車と原付のどちらも登録することはできません。
使う車両を1つだけ登録するようにしましょう。
ちなみに使う車両の変更は簡単にできます。
電動キックボートで配達は可能?
ウーバーイーツの規約により、電動キックボードでの配達はできません。
違反した場合、アカウントの永久停止もありうるのでぜったいにしないようにしましょう。
ただ、2023年7月~から電動キックボードの免許が不要になるためそのうち電動キックボードで配達できる日が来るかもしれませんね!
まとめ
本記事ではウーバーイーツで使いたいおすすめな自転車を7つ紹介しました。
配達では長距離移動する必要があるので、軽くて速いクロスバイクかアシストで楽に走れる電動自転車を使いましょう。
1万円台のママチャリや安すぎる電動自転車は性能が悪く、ウーバーイーツの配達に向いていないものがほとんどです。
下手に安いものを買わずにここで紹介したようなほどほどに安くて評価が高いものを購入しましょう。
また、自転車以外でも当記事で紹介した必要なものを事前にそろえるとすんなり配達を始めることができますよ。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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